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興味深い記事を読んだので、ご紹介します。
この記事では、留まりたい会社を例に挙げて、辞めたくなる会社との違いについて説明をしています。
辞めたくなる会社と留まりたい会社
その会社に留まりたいと思う社員は、適合・絆・犠牲の3つの側面で、職務に定着しているというのですが、いまいちパッときませんよね。
適合は、会社や組織と自分の価値観が合っていることを指し、絆は上司・先輩・後輩・同僚との関係、犠牲はその会社を辞めることによって、得られなくなる仕事や待遇の価値というところでしょう。
まあ当たり前と言うか納得できる説明ですが、これを本当に実践している企業は少ないということは間違いありません。
社長や経営陣は、いつも従業員の大切さを説きますが、それを実感することは無いという人がほとんどではないでしょうか?
私も過去に4社勤めてきましたが、外資系というのもあり、ずっと留まりたいと思う会社は1つもありませんでした。
記事によると、2年連続で賃上げは見送りとなり、定期昇給のみ維持するという結果となりました。
賃上げ2年連続ゼロ、定昇は維持 大手製造業一斉回答
賃上げと定期昇給の違いが分かりづらいのですが、賃上げはベースアップ(ベア)と呼ばれるもので、年齢に関係なく、全ての人の給料ベースが上がるということです。
一方、定期昇給とは、年齢に伴い、毎年アップしていく昇給のことを指します。
景気が右肩上がりの頃は、賃上げも定期昇給も当たり前だったのですが、今となっては、定期昇給分がある会社があるだけで、ありがたいという状況でしょう。
すでに定期昇給すらやっていない会社もたくさんありますし、近い将来はそういう考え方もなくなるのでしょうね。
この不況のあおりで、サラリーマンのランチ事情も変わっているようです。
「弁当男子」とか「水筒男子」という言葉も耳にするようになり、倹約に努める男子が目立つようになりました。
そして、下の記事で取り上げられているのは、上司・先輩が部下・後輩どの程度ランチをおごっているのか、実態を調査した内容になります。
先輩の“おごり”は激レア!? サラリーマンの昼食事情
どうやら、この不況下ではおごりはとても珍しい行為となってしまったようです。私が新入社員の頃は、そこまででは無かったですね。
先輩社員からのおごりはほとんど記憶にありませんが、上司は特に夜はおごってもらいましたね。
ただ、ここ数年は、フラットな組織の外資系企業に勤めているせいか、おごることもおごられることも無かったので、世の中の実態を垣間見れてl、「へぇー」と思いました。
会社更生手続中の「ウィルコム」が、全社員の3割にあたる300人の人員削減を計画しているようです。
ウィルコムは、PHS最大手のメーカーで、「DDIポケット」というKDDIグループの会社でしたが、途中からアメリカの会社に買収され、社名も変わりました。
私は旧DDIポケット時代に、この会社とお付き合いがあったのですが、その頃はNTTドコモと熾烈なシェア争いをしていて、イケイケどんどんな感じでした。
母体がKDDIということで、次々と積極的なパケット定額制などを打ち出していたのですが、PHSという過去の遺物にすがり続けたのが駄目だったのでしょうね。
H"(エッジ)とかAIR-EDGEとかいう単語の響きが懐かしく感じます。